日本とスペインのコンクールに挑戦してきたあれこれから受賞までを
記述中1、2、3、4(次回からこのテーマについての記事はスペインのコンクールを予定中)ですが
ふと「記事にしよう」と閃いたのがこちら!
【短期上達のコツ】骨で踊ろう!
です。
フラメンコを始める→とにかく楽しい→なんだか違うと気付き始める→スペインへ行ってあまりの違いに仰天
といった流れで暗中模索。
その結果「体幹」の大切さに気付き
そして今「骨・関節」の大切さに改めてびっくりの日々です。
【短期上達のコツ】骨で踊ろう!
と言っても骨で踊るって何?ですよね。
勿論しなやかな筋肉など健康な身体があってこそですが
そうなると細胞辺りから記述しなくちゃ?なのでメインをなるべく「骨」に絞ってみましょう。
身体が思う様に動かせない理由
・首が硬くて頭の角度が歪む。上下左右が上手く見られない。
・マノ(手)を綺麗に回したいのにブラソ(腕)がぐにゃんとなったり、コド(肘)がやたら動いてぺらぺらする。
・サパテアードを心地よく打ちたいのに足や股関節がこわばって動かない。
そもそも足音がやたら硬い音だったりノリが表になる。
・パルマが上手く打てない。
・ブエルタ(回転)がぐらつく・・・と、言うか怖くて苦手。
などなど・・・
ズバリ!!!・・・原因のほとんどは「筋肉」です。
・間違えて一生懸命身に着けた思い込みやクセ。
・病気やケガが原因となった身体のこわばり。
・呼吸が浅くて固まった筋肉。
・メンタルの疲労から来る筋肉の引き攣れ。
などなどが主な原因かも?

骨を想像して踊るように生きる
えらく壮大な見出しになってしまいましたが本当にこれ。
「骨を想像して踊るように生きる」
です。
・首が硬くて頭の角度が歪む。上下左右が上手く見られない。
↓
背骨(首の骨)に頭蓋骨がポンと乗っているとイメージして動かしてみましょう。
・マノ(手)を綺麗に回したいのにブラソ(腕)がぐにゃんとなったり、コド(肘)がやたら動いてぺらぺらする。
↓
まずは肩甲骨から骨がどのように指先まで存在しているか?を想像して
肩甲骨→上腕骨→橈骨→尺骨→手のひらと指の骨まで順に動きを確認してみましょう。
・サパテアードを心地よく打ちたいのに足や股関節がこわばって動かない。
そもそも足音がやたら硬い音だったりノリが表になる。
↓
ふともも前方と首の筋肉の強張りが原因の可能性も高いですが、股関節、膝、足首をゆるめて
酸素を送り込むイメージ。足の指、かかと、すべての骨を意識してゆっくり丁寧に
地面を感じながらまずは歩いてみましょう。
サパテアードは「足を打つ」のですが
打ち込むというより地面自分の呼吸と体重、そして骨を戻してやるイメージだと私は思います。
・パルマが上手く打てない。
↓
上記したように肩甲骨の位置、物凄~く大切です。
肩甲骨の位置、ブラソの骨の確認をイメージすれば一気に向上しますよ。
音に関してはまさに叩き上げ、練習するほどにパルマの手に鍛え上げられて行きます。
・ブエルタ(回転)がぐらつく・・・と、言うか怖く苦手。
↓
気合いと根性・・・ではなく。(いろいろと悩んでいる時点で十分に気合いと根性を持った方だと思うので)
身体の理論!!!です。
コマをイメージして。
背骨の軸がぶれていないか?(ケブラーダも折り曲げて見えても軸は勿論天地に通っています。)
焦って手や肩、腰を振り回して勢いで回っていないか?
肩甲骨から伸ばした腕から指先の骨
背骨(首の骨)の上に素直にある頭蓋骨
骨盤、仙骨、股関節
素直に地面に立つ足の骨
それらをイメージしたら45度ほどの角度で
呼吸を大切に回ってみてください。
きっと向上のヒントが見えますよ。
まとめ
まずは歩くことから
骨や関節がどのように機能して、地面と関係しあっているか?
当たり前だと思っていることこそフラメンコ向上のヒントや答えは煌めいていますね。
呼吸、筋肉、言葉(声)も同じですね。
踊るということは丁寧に自分の身体と向き合って生きる事だと思います。
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